目のあたり

朝起きたら目が右目が真っ赤になっていた。充血とはちょっと違って目全体が薄っすら赤い。昨日コンタクトをつけてて違和感があったから装着の過程で眼球を傷つけてしまったのだろうか。

 

とはいえ,一応何かあるかもしれないからネットで「目 赤い」とかで調べるわけだ。現代のネットは便利で,「もしかして 写輪眼」などとトンチンカンなことは言わずにちゃんと家庭の医学みたいなページに飛ばしてくれる。しかし,こういう時に困るのが医学系のウェブサイトは「カマシ」が多いことだ。

目が赤いと言えば唐突に「失明のリスクがあります!!」なんてカマシてくる。しかも結膜炎とかよりも上にそれを見せてくるからタチが悪い。眼だけではない。腹が痛ければ大腸がん,頭が痛ければ脳卒中のリスクを提示してくる。大慌てで医者に駆け込んだら「いやぁ若いんだから多分違うんじゃないかなあ」などとなだめられ,酷い時には尿検査やらレントゲンやらされて「お薬出しときますね」で終わる。

たしかに,頭が痛くて結局脳卒中だったみたいな事例は存在するので舐めてはいけない。ただ確率が低いので,なんだか損した気分になるのだ。しかし,年を重ねればリスクは増える。家庭の医学の一番上を直視しなきゃいけない時というのはやってくるのだ。

目が赤いことなんて知れているが,その下のしわが濃くなってきていることはなかなか直視できない。このしわが目の下についてて本当に良かった。