好きな菓子パン＆嫌いな菓子パン ベスト３
春ですね。春と言えばパン祭り。購買であるいはコンビニでパンを選んでいる時が一番ワクワクするよね。おにぎりはおにぎりしかない。でもパンの種類は無限だ。焼きそばパン，クリームパン，カレーパン…。お弁当の方が栄養のバランスが取れるなんてことはわかってるんだ。でも栄養とかどうでもいいんだ。なぜならパンを食べることではなくパンを選ぶことにエンタメがあるから…
そんなわけで今日は僕が好きな菓子パンを紹介したいと思う。決してかまいたちの動画に影響されたわけじゃないんだからね！絶対にだ！
さすがに好きなパンばかり挙げてしまうと本当にやってることはおなじなので今回は嫌いなパンも一応挙げておこうと思う。嫌いっていっても大概死ぬほど売れてるパンだし，あくまで個人の感想だから営業妨害だなんだといって叩かないで欲しいのだ！ぶたないで欲しいのだ！
好きなパン編
第３位 ホワイトデニッシュショコラ/山崎製パン
多分，一番面白いパンを決める大会P-1が存在するとしたらこれが優勝してしまうとこれはパンじゃなくて板チョコなんじゃないかと言われてしまうに違いない。チョコをパンで包んだだけの商品である。
そんな異端児を３位に挙げたのはこいつの実用性にある。僕はこれのことを「ガソリン」と呼んでいる。あまりにもハイカロリーすぎるのでこいつを食ったらしばらく何も食べなくて済むくらいには満腹になるのだ。まあこれだけならカロリーメイトでもいいじゃないかという話にもなるのだが，こいつは100円ちょっとで買えることもあって安い，早い（時間で食べきることができる），旨いの三拍子が一応揃っている。雪山登山とかにも携帯してほしい一品だ。
第２位 宇治抹茶蒸し/神戸屋
菓子パンならではと言えば蒸しパンなんじゃないだろうか。もちろん蒸しパンが置いてあるパン屋もあるにはあるが，焼き窯に加えて蒸し器まで設置するのはコスパが悪いからか数が少ない。そんなパン屋の弱点を補ってくれるのが菓子パンの蒸しパンだ。
一方で菓子パンの弱点は味が濃いということだ。パン屋のパンと比べれば，菓子パンは大量生産されているので素材の質は落ちる。その欠点をカバーするためにとりあえず甘く/しょっぱくしとけという感じの菓子パンは多々ある。ホワイトデニッシュショコラはそのもっと極端な形だと思う。しかし，神戸屋の宇治抹茶蒸しは，蒸しパンの味を控えめにして小豆の甘さで補うという見事なバランスで成り立っていて，程よい甘さである。あくまで個人の感想です。
第１位 ランチパック・サバマヨ/山崎製パン
われらがランチパックである。ランチパックは手軽に食べれるという圧倒的な強みを持ちながらも味が簡素という重大な弱点を持っていたように思う。例えば普通のハムサンドイッチならレタスが入ってるのが普通だが，ランチパックのハム＆マヨネーズはハムにマヨネーズをかけただけであり，ちょっと物足りない。
その点，サバマヨは，まずパンが全粒粉入り，さらにサバというツナと比較するとちょっと健康志向な魚が入っており，しかも玉ねぎも入っている。つまり，手軽に食べれるにもかかわらずいろんなものが詰め込んである最強のランチパックなのである。これは，歩兵がと金になるくらい違う。これだけ強いんだからお高いんでしょう？と言われるかもしれない。ところがなんとお値段150円！買うしかない！
ただし，売られている場所が少ないのが玉に瑕…。デイリーヤマザキにいくしかない。
嫌いなパン編
第３位 ミニスナックゴールド/山崎製パン
よく見てほしい。ミニでもないし，スナックでもない，ましてゴールド要素は一ミリもない。はい，景品表示法違反です。
絶対に手と口がべたべたになる構造もよろしくない。これの食べ方の正解を教えてほしいところです。ここまでむちゃくちゃなパンにも関わらずそこまで旨いというわけでもない。こんなんなのにヤマザキパンのラインナップの中では50年以上にわたるロングセラーの扱いらしい。これが老害ということだぞ！そういうとこだぞ！
なんと調べたところミニスナックゴールドminiなる商品もあるらしい。
マトリョーシカかよ！消費者をコケにしやがって！
第２位 サンミー/神戸屋
カミナリのたくみがこれを見たらまなぶくんを一発しばいた後「馬鹿が食う料理だな！」と茨城なまりで言ってくれるに違いない。サンミーはあえて漢字で書くなら「三味」。ケーキ生地，クリーム，チョコの三味一体の菓子パンである。ホワイトデニッシュショコラのことをガソリンと言ったが，これは軽油だ。知らない方に説明すると軽油は名前とは裏腹に大型車や鉄道に搭載されているディーゼルエンジンを動かすための燃料であって，自動車に入れるとエンジンは確実に不調を起こす。サンミーはまさに軽油で，一口食べたら直ちにその甘さとカロリーで具合が悪くなることウケあい。
こいつはこいつで神戸屋のベストセラー商品らしい。どこの製パンも老害パンに頭を悩まされているのだ。
なんと調べたところ，サンミ―とプリンを融合させたヨンミーなる商品もあるらしい。これはもはや重油である。タンカー専用パンといってもいい。
XYZドラゴンキャノンじゃないんだぞ！消費者を馬鹿にしやがって！
第１位 ハムマヨ/神戸屋
ハムとマヨネーズが入っているのに肝心のパンがちょっと甘いというのに絶妙にイライラしてしまう。
それでもハムマヨを食べる機会が一年に一回くらいは必ず出てくる。それはなぜか。あまりにも価格が安いからだ。パンが二個も入っているにもかかわらず100円を切るというあまりにも時代錯誤な価格。実は，ハムマヨは市場原理に影響を受けない商品として経済学的にも注目を集めているところであり，その神秘を求めてジャングルの奥地に旅立つ研究者もあとを絶たないという。なんでこんな安いねん。
行ってみれば懐の寂しさの象徴みたいなパンでもあり，甘いパンだけど食ってる時はだいたい渋い思いをしている。臥薪嘗胆パンである。
在宅は基本的に楽な要素が多いんだけど，お昼休みのパンを選ぶ時間が無くなったのはちょっと残念なような気がしないではない。
ちなみにイチゴスぺシャルは選外であることに留意されたい。
