持ってるCDを紹介する① 最初に買ったCD・最初に行ったライブ
CDってあんまり買わなくなったよね
現代っ子にとってCDはただのファンアイテムになってしまった気がする。僕もギリギリ現代っ子というか，少なくともネットで音楽を聴く世代だからCDは全然買ってない。CDを買わない時代になったとはいえ，なんだかんだCDをそろえてないとファンは名乗れない雰囲気があるのでもっと買っておけばよかったと後悔することも多かったり。
弟は星野源のCDを「くだらないの中に」から「ギャグ」まで持っている。注目される前から知ってるし，売れたら興味なくなったという強い意思表示を感じてとてもうらやましい。愚兄は貧乏性で，お年玉が手に入った時かブックオフでしかCDを買ってこなかったのだ。
でも逆に考えてほしい。それだけCDを買い渋っていたということはちゃんと買ったCDにはそれなりの思い入れがある…はず。
１ 最初に買ったCD
RADWIMPS「携帯電話」(2010)
（）内の年は買った年ではなく発売年。とはいえこのシングルはさすがに発売当初に買った記憶がある。「君の名は。」の約５年前になる（それよりも「君の名は。」が５年前の方が怖いけども）。「前前前世」でメジャーになった感が強いけども，当時も少なくともロック界隈だとかなり人気が高かった記憶がある。類にもれず僕もよく聞いていた。
よく聞いたとは言ったものの，RADが一番好きでもはや信者ってレベルだから最初に買うCDは間違いなくこれだと決めていたということではない。当時，なぜかEMIから出ているCDは他のものと比べてCDの値段が異様に安かった。だいたいシングルは1000～1300円くらいするところ，なぜかEMIのCDは980円で買えた。このEMIのサイゼリヤ商法にまんまと乗せられてRADのCDを最初に手にしたのである。だから，最初に買ったCDとはいってもめちゃくちゃに思い入れがあるというわけではなく，とりあえずCDというものを買ってプレイヤーで回したかったというのが正直なところだ。
NICO Touches the Walls 「PASSENGER」(2011)
というわけで本当に最初に買おうと思って買ったのはこちら。誰だよと思った方に紹介すると，NICOは，本格派としてデビューしたはずがルックスのせいでflumpoolと同じ事務所（A-Sketch。今調べたらKDDIとアミューズが共同出資してたらしい。だからLISMOやってたのか。）に放り込まれて，後輩のWEAVER共々コケてしまった可哀そうなバンドだ。NARUTOとハガレンの主題歌もやってたからそれで知っている人はそこそこいるはず。
かく言う僕もハガレンの主題歌で何となく認知していた。ハガレンの主題歌がNICOだったころ，つまり2009年の10月（当時は中学二年生だった。）に豚インフルエンザに感染した僕は家族から隔離され，ラジオを聴くか寝るだけの生活になった。そこで大阪の地方FM局FM802にハマり音楽が趣味になったという経緯がある。これもまあ怪我の功名の亜種みたいなものか。
特に聞いてた番組が，NICOのボーカルの光村龍哉がパーソナリティをしていた「MUSIC FREAKS」で，そこでスピッツやウルフルズなど90年代のバンドを教わったような所がある。つまり，NICOは僕にとって音楽が趣味になるきっかけ的なバンドといえる。
あのころは阿部真央もブレイクしそうな雰囲気があった。しかし，今や売れなかった世界線のあいみょん…。
「PASSENGER」本体に関してはflumpoolの二匹目のドジョウやらされてた頃だからあんまり良いアルバムじゃないんだけどね。
２ 最初に行ったライブ
Mr.Children「IT'S A WONDERFUL WORLD」(2002)
Mr.Children「シフクノオト」(2004)
中学三年生の時に友達に連れられて長居陸上競技場まで見に行ったミスチルが最初のライブだった（幼稚園の年長で見に行ったディズニーオンアイスという説もある）。
その時のライブがこれ
www.hmv.co.jpパッケージにもある通り当日は大雨が降って桜井和寿と一緒にずぶぬれになるという稀有な体験をした思い出があったり。
ライブに連れて行ってくれた友達がミスチルのアルバムのデータを著作権法を犯してまで貸してくれたのでミスチルのCDを買うことはなかった。
ただ，ブックオフでミスチルのアルバムが投げ売りされてたので最初に聞いたアルバムでもある「シフクノオト」くらいは持っておくかと思って買った（最初の写真にある通りそのあと同じブックオフで「It's A Wonderful World」も買った。）
「シフクノオト」はミスチルのポップとロックがバランスよく入ってるから入門編としてちょうどいい気がする。
